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子どもの病気⏱ 約6分で読めます

秋冬に増える子どもの感染症と、受診の目安

秋冬に増える子どもの感染症と、受診の目安

気温が下がると、子どもの感染症が増えてきます。ここでは、秋から冬に多い病気と、「おうちで様子を見ていい時」「すぐ受診したほうがいい時」の見分け方を、やさしくまとめました。

秋冬に増える主な感染症

  • インフルエンザ12月〜3月ごろに流行。急に高い熱が出て、体がだるく、頭やのど、体のふしぶしが痛くなります。
  • おなかの風邪(感染性胃腸炎・ノロウイルスなど)特に冬に増えます。吐き気・嘔吐・下痢・腹痛が主で、多くは1〜2日で落ち着きます。うつりやすいので、手洗いが大切です。
  • 溶連菌(ようれんきん)感染症のどの痛みと熱が主で、舌がイチゴのように赤くブツブツすることもあります。お薬(抗菌薬)が効きますが、症状が治っても、決められた日数(ふつう10日ほど)を飲み切ることが大切です。

RSウイルスやロタウイルスは、以前は秋冬に多い病気でしたが、近年は流行する時期が変わってきています(春から夏に多いこともあります)。時期に関係なく、赤ちゃんがゼーゼーして苦しそうなときは注意してください。

おうちで様子を見ていいことが多いサイン

  • きげんが良い
  • 水分(麦茶や経口補水液など)がとれている
  • あやすと笑う
  • おしっこがいつも通り出ている

こんなときは、あわてずに、水分をこまめにとって、ゆっくり休ませてあげましょう。

すぐに受診・相談したいサイン

  • ぐったりして元気がない
  • 呼吸が速い、苦しそう、ゼーゼーする
  • 顔色や唇の色が悪い
  • ずっとうとうとしている
  • 生後3か月より小さい赤ちゃんの発熱
  • けいれん(ひきつけ)
  • 何度も吐く
  • 半日以上おしっこが出ない、水分がとれない(脱水のサイン)

これらがあるときは、早めに受診してください。夜間や休日で迷うときは、小児救急電話相談「#8000」に電話で相談できます。

おうちでのケア

  • 水分少しずつ、こまめに。いやがるときは無理にあげなくて大丈夫です。
  • 休養しっかり休ませましょう。
  • 熱さまし(解熱剤)熱の高さそのものより「つらそうかどうか」で使います。子どもにはアセトアミノフェンがよく使われます。量や間隔は、もらったお薬の指示を守ってください。

いつから園・学校に行ける?(目安)

  • インフルエンザ熱が下がっても、発症から5日、かつ解熱後2日(幼児は3日)が過ぎるまでお休みします。
  • 溶連菌お薬を飲み始めて24時間たち、元気になっていれば登園・登校できます。
  • おなかの風邪吐き気や下痢がおさまり、いつもの食事がとれるようになってから。園や学校の指示にも従ってください。

予防のためにできること

  • 手洗い(水と石けん)が基本です。特におなかの風邪には効果的です。
  • 咳が出るときはマスク、お部屋の換気も大切です。
  • ワクチンで防げる病気もあります(ロタ、インフルエンザなど)。

発熱があるときのご予約

発熱や感染症が疑われる症状のある方は、発熱外来の予約枠をご利用ください。受診されるご家族の人数分のご予約をお願いいたします。

発熱外来のご案内はこちら →

この記事は、厚生労働省・日本小児科学会「こどもの救急」などの情報をもとに作成しています。受診の目安は一般的なものです。心配なときは早めにご相談ください。

こしべクリニック キャラクター
院長 越部 融
こしべクリニック / 小児科・内科・小児外科・胃腸科

佐倉市表町で開院30年。地域のかかりつけ医として、赤ちゃんからご高齢の方までを診ています。

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